多くの方がご覧になっていたであろう、『飛車・角落ち』で臨んだこの試合。
飛車さんと、
角さんです。
飛車・角落ちの皆さん(とは言いつつ、岡ちゃんとかアモーレ長友とか凄いメンバーが揃ってるんですけどね)
スタメンです。
まあ、ホームでこの結果はなんですが、、、連携が固まっていないこのメンバーで良く頑張ったと思いますよ。
実際、得に前半とかはサッカーゲームとして非常に面白い試合だと感じました。
セルジオ越後さんとかは、またとても辛辣な感想を述べていらっしゃるようですけれども、私トミーはこの試合は結果はともかくとして、個人レベルで言えば非常に収穫が大きかったのではないかなと思っています。
まずは何と言っても、先制点を決めた清武。【先制点ゴール動画】
彼は今回の試合で、A代表のトップ下として十分に機能する選手だということを完全に証明しました。
そして前回のブルガリア戦では、香川との連携のレベルの高さを証明しました。
トミーの提案というか希望なのですが、ドルトムントにおける香川とロイスのような「ツーシャドウ」をこの日本代表でも香川と清武で担うことは出来ないものでしょうか?
贔屓目で見ている訳ではないのですが、ドルトムントの状況と日本代表の状況において、私はとても似通った部分を感じているのです。
・いずれも、守備面のもろさ(得にCB)を抱えている。
・SBがガンガン上がっていって、積極的に攻撃に参加する。
・中盤に攻守における戦術のキモがある。
・ドン引きの堅守型の相手に手を焼いている。
・パスサッカーと高速カウンターの両立を標榜している。
・スピードスターと呼ばれるFWがいる。(足下の技術の差は勘弁・・・)
ドルトムントの場合、これらの状況を打破若しくは利用するために、4-3-3や4-2-3-1をベースとした 3-2-4-1や4-1-4-1などを駆使して昨シーズンを非常に良い成績で切り抜けました。
特に後半戦に入りたての時点では香川も適応に苦労していましたが、シーズン終盤にはロイスとのツーシャドウを完成させ、もの凄い破壊力を誇るまでになりました。
つまり日本代表は、これを思いっきり参考にして(または、パクってしまって)良いのではないか、と思う訳です。
もちろん、そもそもパススピードが全然違うなど根本的な部分での違いはありますよ。
でも、香川自身は普段まさにその動きの中心で頑張っている訳ですし、清武だって岡ちゃんだって長谷部だって長友だってW酒井だって、他の海外組の選手達は問題なくそういう根本的な違いの修正に対応出来ると思います。(本田さんだけ、スピード遅いのが気になりますが・・・)
私も監督ではないので、このツーシャドウというアイデアについてそんなに細かい部分まで煮詰めて考えている訳ではないのですが、結構面白いアイデアだと思うんですよね。ハリルさん、一度試してくれないかな〜。。。
あ、あと、清武はスペインのセビージャ移籍、決まると良いですね!!これが決まれば、来季は清武確変のシーズンだと断言します!!
次は、岡ちゃん。
この世界的スーパースターは、やはり他の選手とは動きが違うということをまざまざと見せつけてましたね。
むちゃくちゃ無駄が多いです。良い意味で。相変わらずボールが出て来ようが来まいが常に裏を取る動きをし続けています。CBやボランチがそれに気付いて対応出来れば大チャンスが生まれるのですが、残念ながらボスニア・ヘルツェゴビナ戦ではそういった場面を見ることは出来なかったですね。
所属チームのレスターでは、相棒ヴァーディーとマフレズがアーセナルに引き抜かれてしまうのではないかと大騒ぎになっているようですが、どんな陣容になろうと来季の岡ちゃんは本人の臨むゴールゲッターに成長してくれると信じてやみません。
で、次は宇佐美。
清武へのアシストはもちろんのこと、試合全体を通してとても良い動きをしていましたね。
以前、バイエルンに所属したことのある彼には、ドイツでの再挑戦の話が出ています。アウグスブルクがかなり本気で欲しがっているようですね。今回の試合の内容も良いアピールになったのではないでしょうか。
彼に欠けているのは豊富な海外経験だけだと思いますので、この移籍の実現が非常に楽しみです。
そして最後に、スピードスター、ジャガー浅野です。
これは、試合後の号泣シーンです。どんだけ後悔していても泣くのはどうかとは思いますが、、、あの後半アディショナルタイムの決定機、シュートではなくパスを選択してしまったあたり、経験の無さや土壇場でのメンタルの弱さを物語ってますよね。
とは言え、私トミーは、今回の彼のパフォーマンスにはかなりポジティブな印象を持ちました。
何よりも彼には「世界に誇れる圧倒的な速さ」という明確な武器があります。しかも現時点で足下の技術も決して悪くない。良い選手だと思いますよ。前述しましたが、上手く成長すれば、オーバメヤンのような怖い選手になれます!!
今回の悔しさをバネにして、彼には是非とも大きく飛躍していってもらいたいと思います。ドイツ辺りから声がかかると良いですね。
さあ、ハリルジャパン、今回の結果は残念でしたが、これにていよいよW杯最終予選に突入となります。
また、あの戦いにくいアジアの難敵たちとの死闘を勝ち抜けなければなりません。
でも、今のハリルジャパンって、ザックジャパンの頃よりも選手層が厚いと思いませんか?
今回のボスニア・ヘルツェゴビナのような欧州の強豪と飛車・角落ちで接戦を繰り広げられる選手たちがいて、さらに今回招集されていないけれども、今欧州で良い経験を積んでいる素晴らしい選手たちが沢山います。乾だって宮市だって凄いレベルの中で活躍しています。
代表選手は、呼びたいだけ全部呼べる訳ではないので非常に難しいですが、これらの選手たちにハリルさんの戦術が浸透し、連携さえ深めることができれば、結構いい感じになるのではないかと期待を抱かずにはいられません。
さて、、、
話題は変わりまして、最新のドルトムントの移籍に関する情報です。
まずは、バルトラ。
ドルトムントは、バルセロナから25歳のセンターバック、マルク・バルトラを獲得したと発表しました。
バルトラはバルセロナユースの出身、19歳でトップチームデビュー。チャンピオンズリーグでも22試合に出場。スペイン代表でも6試合に出場経験を持つ選手です。しかし今シーズンはバルセロナで出場機会を失い、ドルトムント移籍を決断したようです。
移籍金は800万ユーロ。バルトラの出場機会が30%を越えなかった場合、800万ユーロの契約条項で移籍可能となります。ドルトムントは今回その条項を利用、このことはバルセロナ側が公表しています。契約は2020年6月30日までの4年契約。足元の技術に優れたセンターバックで、バイエルンへ移籍したフンメルスの後継者として超期待です!!
バルトラのパフォーマンスの動画はこちら。
次は、ローデ。
ドルトムントは、バイエルンのドイツ人MFセバスティアン・ローデを4年契約で獲得したと発表しました。移籍金は両クラブの合意により、非公表となっています。(キッカー誌は1400万ユーロの移籍金で合意したと報道)
ローデは1990年生まれの25歳。2008年にキッカーズ・オッフェンバッハでプロデビューを果たし、2010年にフランクフルトへ移籍しました。ローデはブンデスリーガに99試合出場。2014年4月にバイエルン移籍が発表され、2014-15シーズンから同クラブでプレーしていました。今シーズンはブンデスリーガで15試合出場1ゴールを記録。
ミヒャエル・ツォルクSD
「セバスティアン・ローデはダイナミックでハードなタックルを持ち味とする選手だ。人間的にも非常に素晴らしく、獲得できたことを心から喜んでいる」
セバスティアン・ローデ
「子供の頃からBVBのファンだったので、大好きなクラブへの移籍が決まって本当に嬉しい。トーマス・トゥヘル監督は素晴らしい監督だし、このチームにはとても個性的で能力の高い選手が揃っている。この新たなチャレンジと、ブラック&イエローの一員として初めてジグナル・イドゥナ・パルクのピッチに立つ瞬間を心待ちにしているよ」
・・・ん?!まさかのBVBファン!!25歳としては貫禄抜群の頭部含め(笑)、期待大です!!
そして最後に、モル。
ドルトムントは、デンマークのFCノアシェランから18歳のウィンガー、エムレ・モル獲得を発表しました。
モルはデンマーク出身、トルコとの二重国籍の選手で、先日ヌリ・シャヒン共にUEFA EURO 2016本大会に臨むトルコ代表デビューを果たしたタレントの1人です。
モルは2015-16シーズンのデンマーク1部リーグで13試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。
キッカー誌のヘネッケ記者によれば、移籍金は950万ユーロと報道。契約は2021年6月30日までの5年契約となっています。
ミヒャエル・ツォルクSD
「エムレ・モルは非常に才能のある若手選手で、攻撃において多才であり、巨大なポテンシャルを持った選手だ」
エムレ・モル
「ドルトムントは素晴らしいクラブだし、ヨーロッパでも類まれなファンがいるんだ。早く新しいチームメイトに会いたい。そして、シーズンを早く始めたいし、デビューが待ちきれないよ」
モルのパフォーマンス動画はこちら。
先日お伝えしたデンベレなども含め、今夏の移籍市場においてドルトムントはかなり積極的な若手獲得の動きを見せていますね。
既にフンメルスとギュンドアンは移籍してしまいましたし、現時点でもムヒタリアンやオーバメヤンに関する噂話が持ち切りで非常に騒がしいです。そのための若手獲得ですが、それにしてもモルとか穫っちゃうあたり、相変わらずドルトムントのスカウティングは渋いですね!!デンマークリーグですよ!!
上の動画を見る限り、大活躍しそうな気配はあります。現地では「トルコのメッシ」と呼ばれているそうですが、確かに、切れ味鋭いドリブルや素早いパスワークなどメッシを彷彿とさせるところはありますよね。香川らドルトムントの主力メンバーとの連携も上手くいきそうな気がします。
来季はかなり主力メンバーの入れ替えがありそうですね。トゥヘル監督の2年目の戦術・采配含め、非常に楽しみになってきました!!(ロイスの大怪我だけが心配ですが・・・)
この後、香川選手はつかの間のオフに入るようです。
ゆっくり休んで、会いたい人たちに会って、うどんを死ぬほど食って(笑)、是非とも英気を養って欲しいと思います。
では、また。
いやいやいや、見ていて本当に楽しい試合でしたね!!
キリンカップ準決勝 ブルガリア戦は7-2で日本の圧勝でした!!
試合開始前から「アモーレ」で盛り上がってましたがwww
日本が凄く強かったのか?はたまたブルガリアが弱過ぎたのか?
まぁ、親善試合ですし、本田が出ない日本代表の色々なオプションを試す良い機会でもありました。
でも、とりあえず、大量得点が入る試合というのは、見事なゴールシーンが多いので、やはり見応えがあるものです。
そして、何と言っても、岡崎、香川、清武の3人は、異次元でした。
特に香川と清武は超キレッキレ!!
今後もこの2人を共存させない手は無いでしょう、やはり!!
・・・にしても、香川のケガは心配です。軽症であれば良いのですが。。。
今日の記事はシンプルに、コメントはこのくらいにして、ゴールシーンを並べます。
1-0( 4分)岡崎【1-0ゴール動画】
2-0(27分)香川【2-0ゴール動画】
3-0(35分)香川【3-0ゴール動画】
4-0(38分)吉田【4-0ゴール動画】
5-0(53分)吉田【5-0ゴール動画】
6-0(57分)宇佐美【6-0ゴール動画】
6-1(59分)アレクサンドロフ【6-1ゴール動画】
6-2(82分)チョチェフ【6-2ゴール動画】
7-2(87分)浅野【7-2ゴール動画】
なんかもう、良い意味でも悪い意味でもお祭り的な大勝だったため、「アモーレ」含めて(笑)終始ヘラヘラした雰囲気でした。これはこれで別に良いのかな、と。非常にメデタイことですし。
やっぱり姉妹揃ってカワイイですね♡ 隣にはキューピットの三瓶さんも。
手でハートマークを作っちゃってる長友さんw デレデレです。
さぁ、6月7日にはハリル監督の母国であるボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表との決勝戦です。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは、2-2(PK:4-3)でデンマークを破り、決勝に進出です。
この試合には本田さんは出られるのかな?
そして、我らが香川真司のケガの状態はどうなのでしょう?
あまり無理はして欲しくはないですが、今日の状態を見ていると、非常に身体のキレも良く、絶好調のようでしたので、是非ともケガが軽症で次の試合にも出て好調を維持してもらえたら良いなと思います。
あ、それから、香川真司のアモーレことギュンドアン選手(笑)
ついにマンチェスター・シティへの移籍が正式に発表されましたね。今シーズンまでバイエルンを率いていたペップことグアルディオラ監督がどうしてもギュンドアンのことが欲しかったようですね。
ギュンドアンは本当にクオリティの高いMFです。正直ドルトムントにとってはかなりの痛手ではありますが、彼には彼のフットボール人生、そして野心や夢があります。
マンUで活躍し切れなかった香川の分もマンCで大活躍してもらいたいものです。チャンピオンズリーグで会おうぜ!!
ギュンドアン選手、ドルトムントでの最高の5年間、本当にありがとう!!Good luck!!
アフガニスタン戦の記事投稿、サボってしまいすみません。。。
岡崎と金崎の2トップを擁する4-4-2という新しい試みの成功、そして岡崎の技ありスーパーゴールと清武の超絶アピールとハーフナーの代表復活といったところがトピックであり大きな収穫だったかと思います。
さぁ、そして本日は、W杯二次予選のシリア戦でした。
もう、説明はいらないですね!!
日本代表は、5-0の大勝!!
香川真司は、2G1Aの大活躍!!
アシストのつかないものも含めて、5点の内4ゴールに関わる超躍動でした!!
これははっきり言って『香川、ついに覚醒!!』でしょう!!
トミーはずっと信じていましたよ!!
日本代表チームは、4-3-3のフォーメーションを敷き、香川真司はトップ下です。
サッカーどころじゃない政情不安を抱えているシリアの選手達はとても良く頑張っていたと思います。アジアレベルにおいてはさすがの実力を披露しました。何度もひやっとする場面がありましたがGK西川の好セーブに救われました。しかし、今日の日本代表はそれ以上の強さと技術を持っていましたね。久し振りに強い日本を見ることが出来て、純粋にとても楽しい試合でした!!
本当にもう細かい説明はいらないと思いますので、素晴らしいゴールシーンを並べていきますね。
1-0(前半17分 O.G. ← 香川のクロス)【1-0 ゴール動画】
2-0(後半20分 香川 アシスト:本田)【2-0 ゴール動画】
こりゃあ、ゴラッソですわ。。。
3-0(後半41分 本田 アシスト:香川)【3-0 ゴール動画】
4-0(後半44分 香川 ← 香川自身のシュートのリバウンド)【4-0 ゴール動画】
5-0(後半46分 原口 アシスト:長友)【5-0 ゴール動画】
とにかく今日は最高でしたね。(流血、大負傷した山口蛍のことはとても心配ですが・・・)
岡ちゃんはゴールはなかったものの、無事に国際Aマッチ 100試合出場を記録したし、
ハリル監督はこんなにお茶目なヒールキック未遂を魅せてくれたしwww
復活・覚醒した香川真司はもちろんのこと、岡ちゃん、本田△、長友、清武、原口、W酒井、ハーフナーなどなど皆、それぞれがこの2試合の大きな勝利、勢いをそのまま自分たちのチームに持ち帰って、残りのリーグ戦数試合、カップ戦、EL などの舞台で更なる活躍を続けて欲しいですね!!
トゥヘル監督もきっとこのキレッキレの躍動を見てくれています!!
香川にとっては、珍しく代表戦でしかもトップ下として調子を取り戻すことが出来たので、ドルトムントに帰ってからの活躍が非常に楽しみになってきました!!
これからも睡眠時間を削って応援し続けますよ!!みなさんもよろしくお願いします!!
日本代表はW杯アジア2次予選でカンボジア代表に0-2と辛勝しました。
攻守ともに全く歯車が合わないチグハグな動きの前半を0-0で折り返すと、後半6分に柏木のフリーキックからのオウンゴールで0-1とようやく先制。試合終了間際の後半45分に本田△がヘッドでW杯予選5戦連発弾を決め0-2とし、本当に何とか勝ちました的な試合でした。
正直、「本田△は何故か代表ではゴールを決める」「柏木はやっぱり使える」くらいしか収穫のない試合でしたね。
試合前の色々なメディアのスタメン予想では、4バックで守備を固めてくるカンボジアに対し数的不利な状況を作らないために、日本代表は普段の4-2-3-1ではなく香川中心のドルムント的な4-1-4-1(香川は左インサイドハーフ、右インサイドハーフは清武?)で行くのではないか、などという話が出ていたので結構楽しみにしていたのですが、いざフタを開けてみたら、「何だよいつもと同じ4-2-3-1じゃん」てな訳で非常にがっかりしました。
その上、な、な、な、なんと、清武が16日の練習中に右足を骨折(第5中足骨骨折)していたとのことで、非常にショックを受けました。せっかく最近ケガから復帰してハノーファーで中心選手として活躍(ていうか孤軍奮闘)していてまさにこれからって時に全治3か月の診断とのことですよ。。。清武自身も可哀想だけど、ハノーファーのファンの人たちの精神的ダメージは計り知れないですね。現時点で骨折ということは清武のブンデスリーガ前半戦はこれにて終了。ウインターブレイク開けに合流出来るかどうかといったところじゃないでしょうか。早く良くなることを心より願っております。
一方、ドルトムントの話題ですが、、、
ついに、ついに、あの「ガラスの天才」トルコ代表MF ヌリ・シャヒンが内転筋などの故障を乗り越え、2015年2月28日のシャルケ戦以来 約9ヶ月ぶりとなる実戦復帰に向けてチーム練習に合流しました!!
皆さんも良くご存知だと思いますが、シャヒンって本当に天才なんですよ!!
彼はドルトムントの下部組織出身です。ベンダーと良くボランチコンビを組んでいましたが、その左足から繰り出す正確なパスは本当に秀逸で、2010-11シーズンには加入1年目の香川真司などとともにリーグ優勝に大きく貢献しました。その後、レアル・マドリードやリバプールに移籍しましたがなかなか本来の才能を発揮することが出来ず、2013年にドルトムントに復帰しました(香川と境遇が似てますね)が、その後も度重なる負傷に悩まされ続けてきました。で、今期は負傷からの復帰を目指してずう〜っと懸命の治療とリハビリを続けてきたんです。
現在のドルトムントにおいては、クロップ時代とはフォーメーションも異なりますので、4-1-4-1で考えると、シャヒンが入るポジションは恐らく中盤の底 ヴァイグルのところかと思います。ま、ここにはベンダーもターンオーバー要員として存在していますが、プレースタイルがよりヴァイグルと近いのはシャヒンの方で、香川やギュンドアンが担当している左右インサイドハーフは若干役割が違うかなと。4-3-3や4-2-3-1の時はまた違った使い方が出来ますが、何れにしてもドルトムントの中盤の層の厚さはこれで相当盤石なものになったのではないでしょうか。
そして、もうひとり、既に少し前にチームの練習に合流している重要なプレーヤーがいます。
左右のSBをこなせる強力なディフェンダー エリック・ドゥルムです。
現在ドルトムントの右SBは、筆頭が成長著しいギンター、2番手がピシュチェク。左SBは、筆頭が安定のシュメルツァー、2番手がパク・チュホです。
しかし、このドゥルムが帰ってくるとその図式が大きく変わってくると思われます。まず間違いなくパクはこれまでのパフォーマンスからするとドゥルムに2番手は取って代わられるでしょうね。また、ピシュチェクもギンターの台頭が余りに衝撃的過ぎる(DFにも関わらず、現在、3ゴール10アシスト!!)ためすっかり影が薄くなってしまっていますので、復帰後のドゥルムの調子次第では3番手に甘んじざるを得ない状況になってしまうかもしれません。
ま、いずれにしろ、左右SBのターンオーバーに非常に余裕ができたことは間違いありませんので、ドゥルムの復帰は嬉しいニュース以外の何ものでもありません。これでもう、無理矢理カストロをSBで使うようなこともなくなることでしょう。
ようやく中盤もSBも非常に選手層が厚くなったドルトムント。これ以上新たな故障者を出さずにバイエルンの背中にピタッと貼り付いてウインターブレイクまで乗り切って欲しいと思います!!そしてウインターブレイク後に一気にバイエルンを蹴落とし、リーグ優勝を狙ってもらいましょう!!
パリにおける悲惨なテロ事件もあり、本当に、本当に、大変なインターナショナル・マッチ・ウイークでしたが、まずは皆無事に自分のチームに帰って、休息もしっかり取り、平和な日常に戻って欲しいと思います。
更新遅くなってしまい、すみません。。。
さて、皆さん、日本代表のシンガポール戦、いかがでしたでしょうか?
とりあえず、金崎、本田、吉田の3人が決めた全ゴールの動画はこちらでどうぞ。
スタメンがいつもと結構違っている点は面白かったですね。FWの金崎は現在ポルトガル2部のポルティモネンセ所属ですがレンタル移籍で鹿島アントラーズで大活躍している選手です。今回は優れたポストプレーも見せてくれましたし、何よりも見事に1Gという結果を残しましたね。また、ボランチに入った浦和レッズの柏木も緩急自在&多彩な配給を見せていてなかなか良い感じでした。今後、長谷部とのボランチコンビは柏木をファーストチョイスにした方が良いという印象を持ちました。
あとは、本田△。ACミランでは多分「四面楚歌」状態(想像ですよ)で、余り試合にも出られず相当フラストレーションが溜まっているとは思いますが、相変わらず何故だか必ず代表だとゴールという結果を残しますよね。チーム内での立場が違うから代表の方がやりやすいのでしょうか?
まぁ、この代表戦に関しては、沢山の方々が色々な報道をしたり、意見を述べられたりしているので、私トミーはドルトムント(ブンデスリーガ)専門ということで余り多くは語らないようにします。というか、これと言って特別な感動がないんですよね。ドルトムントのサッカーが好き過ぎて、日本代表のサッカーに迫力を感じないのです。それはたとえ香川真司が試合に出ていてもです。全体的にパススピードも遅いし、連携もチグハグだし、トラップも決して一流ではなく、クロスの精度も低いし。。。香川真司の魔法が活きるような土壌がないと申しましょうか。イメージの共有が出来ていないと申しましょうか。
やっぱりですね、香川真司の前にはオーバメヤン、ロイス、ムヒタリアンがいて、お互いに基本ワンタッチの連携で必ず素早いフィニッシュに持ち込む。横にはギュンドアン、すぐ後ろにはヴァイグルがいて超固い中盤の守備と前線への鋭い縦パス&左右への揺さぶりを行う。さらにその後ろにはフンメルスやソクラティスがいて(一応信頼出来る)鉄壁のディフェンス。両サイドではギンターやシュメルツァーが積極的に上下動してここぞというタイミングで超高精度のクロスを上げる。こういうメンバーに囲まれているからこそ香川真司が魔法使いとして躍動出来るんですよね。
なので、どうしても日本代表だと状況が大分違うので、個人的には面白さが半減してしまいます。「う〜む、これは凄い・・・」って思わず唸ってしまうような上手さや驚きがないんですよね。
でも、清武や武藤、原口などブンデスリーガの他のチームで活躍している選手との競演はある意味楽しんでいますけどね。ハリルホジッチ監督は就任したばかりの頃、ドルトムントのサッカーを手本のひとつにする方針を持っているというニュースが流れましたよね?ですので、今後はもっともっと魅力的なサッカーを代表が見せてくれるようになることを願わずにはいられません。
あ、そういえば、新しい代表のユニフォーム、ホームもアウエーもなかなか斬新でカッコいいですね!!
ホーム用
アウエー用
色使いがはっきりしているので結構強そうに見えますし、どちらの写真も香川真司がメインになってるところが特に気に入りました。皆さんはどう思われましたか?